おまけストーリーでバラしていますが、実際の時系列とかについて解説。
おいしい夢が食べたいという理由で、夢喰バクが医者に接近・契約。
医者は人智を超えた知識と頭脳、"おいしい夢"が分かる知覚を手に入れる。
それから何年かして、医者が健太と普の交通事故に遭遇。(この辺は偶然)
あま～い香り(おいしい！！)がしたので二人を自分の患者にする。
二人の夢は人為的に接続され、本編へ……
といった感じになっています。

メインの三人は家が近い幼馴染です。
本編時は健太と普が都会に引っ越してますが、瑠衣は実家暮らし。
瑠衣には弟がいるとか普はいい所のお坊ちゃまとか、
本編に全く出してない設定がめちゃくちゃある。

普は元々中性的に描いていますが、実は少し胸があります。
初期からある設定だけどキモすぎて本編では言えませんでした。
実際に女性化乳房症という症例があり、
それをもう少しファンタジーに解釈したものと思って頂ければという感じ。
これも含めて普は自分の容姿の女性的な部分がかなりコンプレックス。
​もちろん原因は小学生の時の事件です。

原初のインスピレーションとしては、
小学校の先生ってほとんど何も学びがない状態で最初に教えを乞う先生で、
実質常識を形成してる部分あるよな……と思った事で、
大好きな人の全てになりたい人が先生になろうとする話として着想しました。
結果的に外因的になったりとかはしたけど、それらしくまとまってよかった。
タイトルの由来もその辺です。
健太の頭の中は「遍く普」だから、普の頭で遍く存在(先生)になりたい
みたいな。

実は夢に隠しエリアあります。気付いた？
フレーバー程度の要素しかないのでめっちゃ暇だったら探してみてください。
​ちなみに確率のイベントもあったりするけどこっちもフレーバー程度。